
さて、何の未経験でしょうか。
- 職種を問わず、社会人として勤めた経験がない
- プログラマーとして勤めた経験がない
- プログラムの経験がない
もちろん、答えが③であれば今現在プログラマーにはなれません。ですが③の方も正しい方法で勉強して実績を作ればプログラマーになれます。
このブログのテーマは「50代からの生き方」ですが、今回は年代を問わずプログラマーになりたい方へ現役プログラマー(現在社内SEとして働いていますがプログラミングもします)からのアドバイスをお送りしたいと思います。
10代、20代のこれから職業として「プログラマー」を選択しようとしている方にも参考になるはずです。
もくじ
資格は必要か?
資格は必要か?
プログラマーになるために資格は必須ではありません。あって邪魔になるものではありませんが「資格がある=仕事ができる」にならないことが多いため、あまり重要視しません。
もちろん、書類選考時点で振り落とすための材料にすることはあると思います。
専門の学歴は必要か?
では、専門学校や大学の学部でプログラミングの勉強をしている必要はあるでしょうか?
これもまた、絶対に必要な要件ではありません。
私自身も文系出身でプログラミングとは無縁の学生時代を過ごし、就職してから勉強したという経歴です。(時代背景が今とは違いますが・・・)
私は受け身で授業を受けた学生と独学で自ら勉強した人では後者の方が即戦力になると思っています。
もちろん、専門の学校で勉強する際に能動的に勉強した学生さんなら独学の方同様、即戦力になると思います。ただ、独学の場合100%前向きに自身で勉強したはずです。
独学のデメリット
独学の場合のデメリットもあります。専門過程の学生だったことがないので詳細は不明ですが、通常、学問(勉強)であれば他者との比較があります。同じものを作っても優劣をつける必要があるため、先生がプログラムのコードをチェックするはずです。
その過程で細かい部分のミス(コード自体は動くけれども効率の悪い処理で速度がでない、コードが読みにくい、コメントがない、エラートラップがないなど)を指摘されます。
結果として、プログラムの精度があがります。
独学の場合は他者から細かく指摘されることがないので、自己流になりがちで組織で大きなプロジェクトに関わる際に問題となる可能性もあります。
プログラミングにはマナー(作法)がありますので一部紹介します。
マナーの一部
- 分岐処理に漏れがないこと(if文には必ずelse文がある)
- コメントが多く記載されていること
- インデントが見やすく設定されていること
- 冗長な処理がないこと
- 関数やメソッドなどの塊が適度なステップ数で整理されていること
「他人が見てわかるプログラムであること」が基本です。
自分の作ったコードは後々他人がメンテナンスする可能性があるのです。独りよがりのプログラムは迷惑以外の何物でもありません。
こういったことはプログラミングの勉強と並行してきちんと勉強しておきましょう。
会社によっては「コーディング規約」があり、変数名の付け方などのルールが決まっている場合もあります。
プログラミングの勉強方法
前置きが長くなりましたが、やっとプログラミングの勉強方法についてです。
未経験の場合、いったい何から手を付けたらいいのか分からないかと思います。
プログラミングと言っても色んな言語がありジャンルも様々です。
ですが、今の時代、やはりWeb開発・アプリ開発に関わる言語が花形です。
私はWebの開発言語の経験がないので、これからご紹介するサイトで現在勉強中です。
本当にためになるサイトなのでぜひ紹介したくてこのページを作成しました。
その名も「どっとインストール」です。
どっとインストールについて
どっとインストールとは無料で受講できる初心者向けのプログラミング学習サイトです。なんと2018年6月現在、354レッスンも用意されています。(有料の講座もあります)
今現在の受講者数は2万人越えです。
特徴はなんと言っても3分程度の短い動画で構成されている点です。
一つ一つのレッスンは4回~37回までありますが、各回は3分程度なのですぐに見終わります。この細かく刻んであるところが本当に助かるポイントです。
私は会社の昼休みに数回分の講座を受講します。まとまった時間はなかなか取れないのですが少しずつ着実にこなすことができます。
自分の興味のあるものから選択して受講していけますし、進捗管理もバッチリです。以下は私のレッスン状況です。
無料の講座だけでも全て受講すれば相当の知識が手に入ると思います。
もちろん、見るだけではダメですよ。実際に手を動かさないと覚えません。
私の場合はHTMLやCSSはある程度読むことはできていたのですが自分で書けるレベルではなかったため、これを機にしっかり自分のものにしようとしているところです。
またJavascriptやjQuery、Rubyなどに興味がありますので引き続き受講する予定です。
学校で勉強している学生さんも予習・復習におすすめです。実践的な内容がしっかり身につくはずです。
udemyについて
世界最大級のオンライン学習サイトUdemyはアメリカ発のオンライン講座です。
優れた知識やスキルを持つ人とこれから学びたい人をつなぐCtoCの学習マーケットプレイスです。
魅力は圧倒的な講座数と魅力的な価格です。
ITに限らず、ヨガやダイエットなど学びたい人が好きな講座を選んでスキルアップすることができます。
私はまずは「Web開発入門完全攻略コース」を購入してみました。
分からないことは質問できるプラットホームもあり、学習を進めやすい環境となっています。
時々セールを開催しますのでその時が狙い目ですね。
どのコースを選べばいいか迷ってしまうので、一旦コースに目を付けてセールを待つという方法はいかがでしょうか?
テックキャンプ(TECH:CAMP)について
TECH::CAMP(エンジニアスクール)は、月額12800円で最新の技術が学び放題なスクールです。
関東を中心とする主要都市(全8教室)に通える方は集中的に通って学習する方がオンライン学習するよりも効率的です。
通えない地方の方はオンライン学習することも可能ですが、TECH::CAMP(エンジニアスクール)であれば通った方が短期間にスキルが身に付きます。
無料体験会もあるので興味がある方は無料体験会に参加してみられるといいでしょう。
知識が身についたらどうやってアピールするか?
さて、しっかり勉強して技術が身についても、それを武器に就職できるでしょうか?
「あれとこれができます!」だけではなかなか判断できませんね。
技術系の中途の就職の場合、履歴書の他に職務経歴書を提出する必要があります。もちろん新卒の場合は必要ありませんが・・・。
この職務経歴書がその人の経験値や技術を推し量る材料となって採否が決定されます。
未経験の場合は職務経歴書をアピールすることができませんので作品(ポートフォリオ)でアピールしましょう!
Web系・アプリ系の技術の場合、「これを自分で作りました!」と採用担当者に見せることができるので、これ以上のアピールポイントはありません。
斬新なアイデアで作品(ポートフォリオ)を作れたら、プログラミングの技術と企画力の両方をアピールすることができます。
- 「自分で作ったものを選考時に実際に見せていただけると、高く評価できますね。」株式会社ミクシィ様
- 「高く評価するのは「ものづくりに真摯に向き合っている人」です。」株式会社ビズリーチ様
- 「自分磨きより「ものづくり」に熱中しちゃった人にこそ応募してほしい。」株式会社コロプラ様
- 「(内定した学生が)完成品を作っていたというのは大いに評価すべきポイントでした。ものすごく面白いものを作ってきたかというと、そういうわけではなかったんですけどね(笑)それでも、自分の頭の中にあるものを具現化して、人に見せられる形にして提出できるのは素晴らしいことです。」芸者東京エンターテインメント株式会社様
- 「自分で作った成果物を見せてもらえればさらに良いです。やはり100の言葉を語られるよりも、1つの形あるものを見せてくれるほうが早いですから。」一般社団法人全日本ピアノ指導者協会様
まとめ
これからプログラミングの勉強をしようとしている方、すでに専門の学校に通っている方、みなさん、「いずれはプログラマーとして就職したい。」「フリーランスで働きたい」と夢をもっているかと思います。
まずは勉強して知識を身につけ、自信をもってアピールしたいですね!
一緒に頑張りましょう!