誰かと暮らしたい気持ちを、金魚が静かに満たしてくれた|離婚後の一人暮らしに癒しをくれた存在

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離婚してからの暮らしは、気楽だけど、ときどき静かすぎる。

自由に使える時間も空間もあるのに、
ふとした瞬間に「ただいま」って言いたくなる相手がいないことに気づいて、
胸のあたりにぽっかりと小さな空白を感じるようになりました。

もう誰かと暮らすのは難しい。
そんな気持ちもどこかにあって、
それでも誰かと一緒に過ごす安心感が恋しくなるときもある。

そんな時にふと思いついたのが、「金魚を飼ってみる」ことでした。

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小さな命を迎えるということ

正直に言うと、それまではペットを飼うなんて考えてもいませんでした。

旅行や出張もあるし、犬や猫のように手がかかる存在は無理だと決めつけていたから。
でも調べてみると、金魚は静かに寄り添ってくれる存在で、
エサも1日1回、水換えも週1回程度。

さらに「なつく」という話もあって、ちょっと興味が湧いてきました🐟✨

金魚との暮らしは“ささやかな対話”

金魚との暮らし

迎えたのは、白い体に赤い頭が印象的な小さな金魚。
名前は「小梅ちゃん」。

最初は遠慮がちに水槽の隅を泳いでいたけど、
だんだんと目が合うようになってきて、
エサの時間になるとちゃんとこちらに向かってくるようになりました。

声を出すわけでも、膝にのってくるわけでもないけれど、
水槽越しの“ちいさな対話”が、私にとっては十分なやりとりでした。

「一人でも、誰かと暮らしているような感覚」

忙しい日々の中でも、帰宅して水槽をのぞいて
「今日も元気だな」と思えることが、想像以上に心の支えになっています。

あんなに空っぽに感じていた部屋が、
今では「小梅ちゃんが待っている場所」になっていて、
少しずつ“生活の輪郭”が戻ってきたような気がするんです。

まとめ:誰かと暮らせないなら、誰かを迎えてみてもいい

離婚後の一人暮らしは、自由だけど孤独。
それはきっと、どちらかが欠けるのではなく、どちらもあるということ。

そして今、私は「誰かと暮らしたい」という気持ちを、
ちいさな金魚が静かに満たしてくれています。

同じように、誰かと暮らすことを諦めていた人がいたら、
こんなふうに「ちいさな命」と暮らしてみるのも、やさしい再出発になるかもしれません。


金魚との暮らしを始めたことで、一人暮らしの部屋が少しだけあたたかくなりました。
他にも書くことが癒しにつながることもご紹介しています。

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