ふるさと納税の還元率とは?国から還元率が高すぎると指摘された12自治体

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ふるさと納税還元率

「ふるさと納税」について少し興味がわいて返礼品などを見ていると、頻繁に「還元率」という言葉が出てきます。

そもそもふるさと納税の「還元率」って何でしょう?

この記事では、ふるさと納税の「還元率」を分かりやすく説明するとともに国から

[chat face=”dog_ikari.jpg” name=”お国” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””] 還元率高すぎ![/chat]

と指摘され、改善命令(=見直し命令)があった自治体をご紹介します。

還元率が高い=お得な返礼品(お得な寄付先)

還元率をさらっと理解して、お得な返礼品を選びましょう!

目次

ふるさと納税の還元率とは?

先日フリーランスになる前の税金対策として「ふるさと納税」をご紹介しました。

https://50blog.org/freelance-tax/

この時に以下のような説明をしています。

返礼品として手に入る「もの」は寄付した金額と同等の対価のものではありません。

あくまでも寄付ですので、寄付のお礼として地域の特産品などをいただけるということです。

10,000円寄付したら10,000円のものが手に入る訳ではありません。

この寄付した金額といただけるものの対価の割合が還元率です。

例えば、10,000円の寄付をして5,000円相当の返礼品がもらえれば還元率は50%。

10,000円の寄付をして3,000円相当の返礼品がもらえれば還元率は30%です。

当然のことですが、還元率が高ければお得度もUP!

できれば還元率100%の返礼品がありがたい・・・(もはや寄付ではなくてお買い物です)

ふるさと納税の還元率の規制

ふるさと納税の人気に伴い、自治体の返礼品競争が激化した結果、総務省の規制が入りました。

そもそもふるさと納税は、『その土地ならではの特産品をPRして、寄付を集めることが目的』だったのですが、節税対策としての目的が大きくなり、当初の主旨と合わなくなってきたためです。

[box06 title=”規制の主な理由”]

返礼品の転売目的での寄付

大都市自治体の税の減収

[/box06]

2017年4月には総務省より各自治体向けに以下のような改善要請を出しました。

[box05 title=”総務省の改善要請概要”]

  • 返礼品の還元率を3割以下に抑えること
  • 商品券など換金性の高い返礼品は避けること
  • 電子機器、貴金属、宝飾品など資産性の高いものは避けること

[/box05]

ただ、この要請には強制力がなかったため、引き続き高還元率の返礼品はなくならず、

結果2018年9月に、

「要請だけでは自発的な見直しは期待できず、過度な返礼品を送付する団体は対象外にできるよう検討する」

※法改正は2019年4月以降と予想されます。

と発表されました。

そこで各自治体は今年こそ返礼品の見直しを余儀なくされ、今ある還元率の高い返礼品は継続的に提供することが難しくなります。

こういった背景から、『還元率の高いお得な返礼品が欲しければ、早めに手に入れた方が良い。』ということになります。

早い段階2018年9月、10月から見直しをする自治体もありますので「ふるさと納税」をしようと思っている方は12月まで待たずに今すぐ納税を検討してくださいね。

2018/10/20追記

やっぱり見直しが・・・。先ほど慌てて寄付をしました。宮崎県都農町の返礼品↓↓

お得な返礼品は急いで申し込んでください!

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ふるさと納税の還元率が高い自治体

先にもお伝えしましたが、還元率の高い返礼品を探すという行為は本来のふるさと納税の主旨から外れています

節税の観点のみで見ればもちろん還元率が高い方がよいでしょうが、それはちょっと・・・というところです。

という訳で、返礼品を探す場合も「還元率で探す」ことはできません。

楽天ふるさと納税でも「還元率」で探すことはできませんので、購入レビューなどから高評価のものを探すことになるかと思います。

ですが、総務省の発表を逆手に取るという荒業で還元率の高い自治体を探すことができます。悪いですね~。

引用:ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況についての調査結果(平成30年9月1日時点)

↑の資料は総務省が公表しているPDFですが、この資料の3ページに還元率などについて指導を受けた12団体の見直し状況一覧があります。

言い換えれば、総務省が「この団体は還元率が高い」と認定していますので間違いなく還元率が高いのです。

2018年9月時点で見直し済みの団体もありますが、これらの自治体をチェックしてみるのもありかと思います。

団体名H30.3時点の返礼割合見直し状況
茨城県 境町65.0%見直し済
岐阜県 関市53.3%見直し済
静岡県 小山町40.0%未定
滋賀県 近江八幡市37.9%未定
大阪府 泉佐野市50.0%未回答
福岡県 宗像市48.6%9月中
福岡県 上毛町45.0%未定
佐賀県 唐津市52.0%未定
佐賀県 嬉野市65.0%未定
佐賀県 基山町50.0%未定
佐賀県 みやき町49.0%未定
大分県 佐伯市43.9%9月中

なんだか佐賀県率が高いですね・・・。

九州の中でも少し活気がないような気がしますので自治体を応援したくなりますね。

ふるさと納税の還元率まとめ

いかがでしたか?

お得な返礼品を手に入れて税金対策をするなら、とにかく早めに動くことが重要です。

今年も残すところ1ヶ月となりました。ゆっくり選べる週末はそう多くないと思いますのでお時間のある時にチェックしましょうね。

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申告の方法は以下の記事に詳しくご紹介しています。

https://50blog.org/furusato3/

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この記事を書いた人

もっと輝く50代応援メディア『50blog』を運営するアラフィフ女子まつみ@老後戦略家です。
現在は社内SEとして働きながら、これからの新しい働き方のために猛烈にポジティブに活動中です。
楽しく過ごす50代、おしゃれに暮らす50代、未来に備える50代。
50代は大忙しです。
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